« 猛威を振るうノロウイルス | メイン | 一般的な風邪(感冒)とインフルエンザの違い »

2005年03月03日

ライブドアのニッポン放送株取得の波紋

2月8日早朝、マスメディアを通じて全国に発信された出来事がある。それはライブドアの堀江貴文社長によるニッポン放送株(30%)の買収である。この波紋は大きく、連日テレビ、新聞などで取り上げられている。なぜかというと、ニッポン放送が企業規模も株の時価総額も小さいのに、フジテレビの筆頭株主であることに問題があったからである。今回の主役である堀江社長が、ニッポン放送の株を最低50%買い付けに成功すれば、フジ・サンケイグループを手中に収められるというところに目を付けていたのだ。

堀江社長のその動きに対して、経済界や政治家たちが警戒する発言を繰り返している。それは、堀江氏に資金提供をしているリーマン・ブラザーズ証券の存在があるからである。すなわち、アメリカの企業に日本のマスコミの一つであるフジ・サンケイグループをコントロールされることで公平なメディア活動ができなくなってしまうことに懸念を持っているのである。

ただ、ライブドアのおこなった事は合法であり、何らとがめられる事は無い。しかし、数年前に同じようにソフトバンクの孫社長がテレビ朝日株の買い占めをねらったが、成功しなかったように、ITを武器にしたグローバリズムと呼ばれる方法は、倫理と道徳を重んじる日本にはなかなか理解されにくいのである。堀江社長が昨年、野球界への参入を図った時のように国民を味方にした方法を取ればもっとスムーズに事が運んだように思えるのである。

古い体質を新しい体質に変える事は、未来の社会を切り開く為には大切なことである。今回の堀江社長が起こしたアクションが未来につながる事を期待したい。

投稿者 drnakashima : 2005年03月03日 14:57

コメント

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)