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2007年02月20日
介護施設での老人虐待
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千葉県の介護施設で、入居者をペット用のおりに閉じ込めたり、手錠や紐による身体拘束するなどの虐待をした疑いで、法務省人権擁護局が調査に乗り出した。
この介護施設は認知症の高齢者や障害者など26人が入所している。いわゆる「有料老人ホーム」である。ただし、介護施設として老人福祉法で定められた届出をしていない。
今や日本は高齢化社会に突入して、国からの援助や都道府県の管理が満足に受けられない状況にある。十分なケアを望んでいる施設は入所するのに数千万円以上かかり、なかなか入所できない。それに対し入所が100万円以下で済む施設はほとんど無許可である。ましてや、今回の問題のあった介護施設は入所料30万円、月額15万円と安く、営利だけを目的とした運営は自治体の検査がないため運営はずさんになっているようだ。その結果今回のような老人虐待につながってくるのである。過去にも法務省によると、老人福祉施設や社会福祉施設の職員による入所者への人権審判事件は年々増加傾向にあるという。確かに国の援助を受けられない施設は、サービスの点においては届出されている施設よりも落ちるのは当然である。
しかし、そうかといって高齢者や障害者に暴力や虐待を加えることはあってはならないことである。厚生労働省も規則ばかり作ることに力をそそがず、もっと実態調査を多くして、施設における体制づくりにもう1度見直しして欲しいものだ。
我々は否応無しに年を取っていくのだから、今回のこの問題をなおざりにしないで真剣に考えていかなければいけない。それがいざ自分がそうなった時に満足のいくケアやサービスを受けられることにつながるからである。
・第2章 身体拘束廃止のためのケアの工夫 その1 - 東京都福祉保健局
・障害者虐待防止についての勉強会 - 厚生労働省
Drの四方山日記(246)
投稿者 drnakashima : 2007年02月20日 20:16
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