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2007年05月23日

魚を食べなくなった若者

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310.jpg 最近の傾向で若者は肉が主食になり、日本人にとって絶対必要な魚の需要が減ってきた。日本人の食事の基本は「一汁三菜」と言われるように主菜・副菜・副々菜で成り立っている。特に主菜は魚が主であった。「美的粗食」という言葉があるように、日本人の食事の原点は鎌倉時代にあると言われている。もともと日本人は穀物を主食としてきたため、欧米人より腸が2~3m長く、胴長の体形をつくってきた。よって肉類や乳製品に対応出来ないにも関わらず、明治維新以降、西洋文化と一緒に肉食が入ってきて、それがさらに加速し戦後肉食が急激に増え、今や日本人の食生活に欠かすことが出来なくなってきている。
しかし、肉を多食することにより腸内で異常発酵を起こし、腸の疾患などいろいろな成人病の素になってきた。
また、日本人の腸は欧米人より吸収が良く、コレステロールや脂肪がつきにくく排便数が多く便秘になる人が少なかった。しかし、食生活の欧米化により、肉中心で食物繊維が少なくなったため腸内細菌の働きが落ちて、今まで日本人になかった病気が起こってきた。
それらのことが言われているにも関わらず、大人から子供まで肉が多く摂られ魚を摂らない現状は何を云わんかである。

ある街頭調査によると、魚は骨があって面倒くさい、味が飽きる、魚は高い、料理が面倒だ。というお母さんたちが増えているようだ。自然と低価格で済む肉を主体に料理するため、子供たちはおのずと魚から遠ざけられている。特に家族の多い家庭では肉が安くて済むため、優先的に食卓に並べられるようだ。世のお父さんたちは圧倒的に魚が好きなのに、妻や子供たちの押し切りにより肉料理が主体になっているようだ。
このままではお父さんはメタボリック症候群、お母さんは肥満、子供は生活習慣病にならざるを得ない。もっと、お母さんたちも子供の健康を考えて、進んで日本人に合う魚や野菜を中心に料理を作って欲しいものだ。
参考資料:食養生 主婦のから騒ぎ 日本人の食事 より

Drの四方山日記(310)

投稿者 drnakashima : 2007年05月23日 18:35

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