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2007年07月18日
病人の“救世主”誕生
最近、健康食ブームに変化が起きてきた。ドクターと料理専門家が共同してメニューを開発して提供する「ドクターズレストラン」なるものが各地で登場してきた。
医学的根拠に基づいて、専門の栄養士さんや料理人が調理してお客に提供するというものだ。このようなレストランの出現により、糖尿、体脂肪、肥満が気になる人や、外食により高カロリーで栄養バランスが偏っていたりする人、あるいは病気で食事制限が課せられた人などに有効である。まさに現代の医食同源である。
ドクターズレストランの先駆けは2006年3月に開店した秋葉原の「東京フードシアター5+1」である。大学の医学部教授とレストランのシェフが共同で開発し、病人のみならず生活習慣病予防のためにつくったのが始まりのようだ。
同年7月、大阪市に糖尿病専門レストラン「知食旬菜ETSU」がオープンした。
何しろ糖尿病の患者は全国で300万人以上いるといわれている。それに目をつけた糖尿病患者であるオーナーが食事制限の必要な方々に安心して美味しい食事を楽しんでもらおうと、カロリー、糖質、塩分を控えながら味もボリュームも満足できるように、管理栄養士を入れて料理したものを提供した。メニューも100種類あるといわれている。
この2店を皮切りに、仙台市のフランス料理店など各地に作られるようになってきた。中には“カフェごはんで頭痛を予防しよう”をキャッチフレーズに「アスピリンカフェ」なるものがオープンするという。これは製薬会社が営業するものである。
その他、人工透析専門のフランス料理や今評判のアンチエイヂング(抗加齢)のためのレストランもオープンするという。
まさに現代人は飽食過ぎて病気になるだけ食に悩んでいたときだけに、専門医による料理の専門家の作る料理は安心して食べられ、不摂生な生活や体重が気になる現代人にとってはまさに救世主となる。
あるレストランでは、いずれは一人ひとりの体調に応じたドクターズ料理を提供したいと意気込んでいるようだ。私も年1回の人間ドッグを受けた後の健康食が一般化すればいいなあと思っていた矢先で、私のような中高年者には生活習慣を改善するのに最適と言える。まさに現代人の“駆け込み寺”である。
参考資料:産経新聞 トレンドウォーッチャー 日経レストラン
話題シリーズ(15)
投稿者 drnakashima : 2007年07月18日 19:08
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