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2007年08月04日

世界の水不足が深刻2

S50.jpg 水不足から引き起こされる問題に食糧危機がある。
水不足になると農業は深刻な状況に陥る。地下水のくみあげと水の再生産のバランスをうまく確保しなければ、将来深刻な問題になってくることは間違いない。
そこで限られた水資源を飲み水や工業・農業用水として大切に使うため、排水の回収・再利用および海水を淡水化するための関連市場が急務とされている。またそれに対する関連施設の整備が国連で論議されている。

 食料を生産するための水の消費は50年前の3倍になり、生活用水はやはり50年前の3倍になっている。それに対して、工業用水の使用量はなんと100年間で20倍にも増えている。
また、食料について言えば1キログラムの穀物の栽培には1000倍(約1トン)以上の水が必要だといわれている。
では、人は個人でどのくらいの水を消費するのかというと、1日1人あたり30リットルが最低量といわれている。これは、水洗トイレを3回流す量に相当し、水に困っている8割の国々の人たちはこれだけの量で現実には生活をしている。
ではなぜ日本は水が豊富なのであろうか。それは日本が島国であることはもちろんだが、火山活動によって隆起した多数の山の恩恵を受け、有数の河川と湖沼を持ち、また多くの森林を有しているためである。
また、生活用水としての安全性や用途の広さは他の地域に比べて非常に優れているともいわれている。そのため、日本人は当たり前のようにきれいな水を飲料水にすることができる。
しかし、近年は河川や湖沼などに多くの廃棄物処理施設が建設され有毒物質を垂れ流したため、今まで安全とされた水が危険に侵されてきている。そして、土地開発で山林を切り崩したことで、農業用水が不足したりして生活用水に影響をもたらしている。

我々日本人は水のありがたみをもっと自覚して、世界の水不足で困っている国々の人たちの100倍以上の大量の水を使っていることを認識し、世界の水不足の状況をもっと理解しなければならない。
今後、水の大切を見直し生活を根本から考え直さないと、我々の代のみならずこれから育つ子どもたちにも影響をもたらしてくることを知る必要がある。日々使っている水は、節度を持って大切に使うことを我々日本人は忘れてはならない。
参考資料:TBSラジオ 地球規模の水不足 世界の水問題 より

世相シリーズ50

投稿者 drnakashima : 2007年08月04日 23:23

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