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2007年08月06日

伊豆半島にサメが出現

yomoyama01.jpg

357.jpg 先週末、静岡県伊東市にある宇佐美海水浴場で、体長約3.5メートルの不思議な頭の形をしたサメ(シュモクザメ)が遊泳中に目撃された。
もちろん遊泳禁止措置もとられ、地元漁業関係者が漁船11隻を出してサメを捕獲したが、どうもこの1頭だけではなく何頭かが目撃されている。そこで地元・伊東市では海水浴客のために700メートルのサメ避け網を張って防御した。
福岡県古賀市の海岸でも今月1日、サメの大群が目撃されて、大騒ぎになっている。
ここ10年の間に日本では4件のサメによる被害が報告されている。

 サメといえば、獰猛で危険な生き物「海の人食い」のイメージが強く、人間にとっては何よりも恐れられている。では、なぜこうもサメが恐がられているのだろうか。
それは私も観たが、1970年代にアメリカ映画『ジョーズ』や『ディープブルー』が公開されたからである。今の時代、海において何かの生き物に食われるということは滅多になかったため、この2作の映画のサメの襲撃シーンは世界中にセンセーショナルを起こした。

サメにもいろんな種類がおり、中でも『ジョーズ』にも登場したホウジロザメ(最大の肉食魚類)、イタチザメ(最も悪食なサメ)、オオメジロザメ(川にも出没する危険なサメ)、そして今回の伊豆の海で目撃されたシュモクザメが代表的なサメである。
サメは昔からほとんど形態を変えずに魚類の連鎖の中で頂点に立っており、嗅覚はとても鋭く、血液を100万分の1に薄めたとしてもすぐに嗅ぎ分けることができるといわれている。特に歯は鋭く、何か使い捨てカッターナイフのような形をし、欠歯しても何度も入れ替わる。視力は一部を除いて悪いようだ。
このようにサメは何かいつも人を襲うように思われがちだが、実際には人を襲うサメは全体の10分の1に過ぎず、人に危害を加える数種のサメが、その代名詞のようになっているようだ。
私も以前、ハワイの海でスキューバーダイビングをしていて、私の体にサメがかすっていったが危害を加えることもなくおとなしかった。どうも人間の勝手な想像によってサメが危険とするのは浅はかであるし、この際サメを見直してみてはいかがか。
それがこの暑い夏に海水浴に行く人たちの安心感につながる。
参考資料:マリントピックス 毎日新聞 サメの紹介 サメに対する誤解と真実 より

Drの四方山日記(357)

投稿者 drnakashima : 2007年08月06日 15:36

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