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2007年10月02日
サッカーが教えた「真剣に生きること」
高校時代、羽中田昌氏はサッカーの名門韮崎高校で2年連続全国大会準優勝し、エースとしてその名をとどろかせるが、高校卒業後ミニバイクを運転中に交通事故に遭遇して脊髄を損傷し下半身不随となり、サッカー選手としてプレーできなくなった。まさに車椅子生活を余儀なくされたわけである。
通常なら目標を失った若者はこれからの人生をどう生きたらいいか迷い苦悩していくものであるが、彼は9年間県庁に勤めたが、どうしてもサッカーへの熱い思いは断ち切れずサッカーができなくてももう一度サッカーに関わりたいという一心から、20年間の目標を作った。それは10年後の自分の姿、20年後の自分をイメージし10年後にJリーグの監督、20年後に少年サッカーの監督になると、妻に固い約束をした。その手始めにスペインへサッカー留学し、バルセロナでコーチングを学びながら執筆活動も開始した。そして帰国後S級コーチライセンスを取得した。
その甲斐あって四国リーグのカマタマーレ讃岐の監督に迎えられた。世界でも初めての車椅子監督の誕生である。まず10年後の夢の第一歩を踏み出した。おそらくJリーグ監督も夢ではないだろう。そして20年後の少年サッカー監督を目指して欲しい。
事故に遭い自分の目標の全てを失いながら、サッカーをやりたい一心から自分をもう一度取り戻し、事故後の人生を真剣に生きるその姿はスポーツ選手の鑑である。おそらく今後サッカーを目指す少年たちの模範となることだろう。
参考資料:スポーツニッポン フリー百科事典 YOUNG MAGAZINE より
話題シリーズ(19)
投稿者 drnakashima : 2007年10月02日 23:13
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