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2008年05月09日

“向かうところ敵なし”もかげり(1)

S77.jpg 8日、トヨタ自動車が発表した平成20年3月期連結決算で利益を含めた過去最高を更新した。世界的な小型車人気とハイブリッドカーの成功を追い風に売り上げが高まった影響だとしている。
しかし、21年の業績見通しも同時に発表された。それによると売上高が今年より4.9%減の25兆円、利益も29.5パーセント減の1兆6000億円になるという。トヨタといえば世界の自動車業界では“向かうところ敵なし”で今まで不動の地位を築いていた米国ジェネラルモータース(GM)をも追い抜き、業界トップに躍り出た。
なにしろトヨタはここ7年間の売り上げが異常で、中部地区、特に名古屋では「トヨタなくして名古屋経済なし」と言われるくらい需要が高まっていた。
その良い例が中部国際空港である。通称、トヨタ空港という名称が付けられたくらいである。それくらい王道を歩いてきたトヨタも資源高騰の影響や最大市場である米国の販売不振が影響しそうだ。
アメリカも低所得者向け高金利型住宅ローン(サブプライムローン)問題や原油高の影響で個人消費が下がり、車が思うように買えなくなったことなどが影響しているようだ。これに対してトヨタのトップは「質の向上なくして成長なし」や「無理無駄を省く地動な努力」を再生の旗印にし、これから予測される危機克服に挑むようだ。
参考資料:産経新聞

世相シリーズ77

投稿者 drnakashima : 2008年05月09日 19:27

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