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2008年10月17日

警察の裏金問題(1)県警の不正に一人戦った男

S97.jpg 愛媛県警の裏金作りを告発した直後の異動を巡る国家賠償請求訴訟があり、先週原告の仙波敏郎巡査部長が勝訴した。警察官として不正に対し目をつぶることは頑として許さず、今回の訴訟となった。

仙波さんは県下でも屈指の進学校を卒業後、警察学校に一番の成績で入学し、24歳で調査部長に昇進し将来の幹部候補生として嘱望された。しかし公金を裏金に換えるという不正行為を上司から強要され、それを断ったために成績優秀であるにもかかわらず昇進が見送られた。その裏金とは、捜査に協力した謝礼として支払われる捜査費および捜査報償費を警察官や職員が協力者に成りすまし、領収書を偽造するというものだった。仙波さんはその後、駐在勤務や資料室に行かされる羽目になった。その結果、35年間昇進できず巡査部長の地位に置かれた。

本来不正を取り締まる警察が不正を堂々と行う組織ぐるみの犯罪に対して許すことができず、告発に踏み切った。その後も嫌がらせが続き仙波さん自身孤立してしまった。このような警察がとった行為を国民にどう説明するのかと言いたい。何も縦の関係がすべて良い訳ではなく、時として横のつながりも重要視しなければならないのではないか。
参考資料:毎日新聞 より

世相シリーズ97

投稿者 drnakashima : 2008年10月17日 09:59

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